清少納言は書いています。
せめておそろしきもの。夜鳴る神。
近き隣に盗人の入りたる。
わが住む所に来たるは、ものもおぼえねばなにとも知らず。
近き火、またおそろし。
夜中にみんなが寝静まったころに
とんでもなく大きな音でカミナリが鳴るのは本当に恐いものです。
お隣さんのお屋敷に泥棒が入るのも恐い話です。
私は変わってるかも知れませんが
自分の家に泥棒が来てしまったら恐いというより
もうただただ呆然としてしまうものですから
そのときは私は何も感じていないように思います。
恐いという思いとはちょっと違うように思えるのです。
ちょっと例えがよくはありませんね。
ご近所の火事・・・これもやっぱり恐いですね。
彼女はやっぱり少し変わっています。
「こわい」の説明をしているのです。
あさこさんのきり絵です。